大会レポート
2024.02.23
優勝賞金200万円の大学生eスポーツ大会!来場者たちにインタビュー「Shadowverse University League」
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- シャドバ
優勝賞金200万円を懸けた『Shadowverse』(シャドウバース)の大学生大会の最終決戦「Shadowverse University League 23-24 GRAND FINALS」が、2月4日に秋葉原UDXギャラリーで開催されました。大学生をはじめとした多くの観戦者で盛り上がった現地を取材。試合を観戦していた来場者にインタビューを実施しました。
・本日の来場の目的
・大学生リーグならではの魅力
など、来場者たちの生の声を取材しました。
Shadowverse University League 23-24 GRAND FINALS
GRAND FINALには、1st Seasonと2nd Seasonを勝ち上がった以下の4チームが出場しました。
東北大学/東北大学シャドバサークル
専修大学/専修大学Shadowverseサークル
大同大学/DUEC
同志社大学/CIMA
トーナメントではBO9のシングルエリミネーション方式で対戦。決勝戦は、東北大学と同志社大学の対戦でした。逆転劇がドラマチックだった決勝戦の様子をダイジェストでお送りします。
決勝戦では、東北大学が「ネメシス」、同志社大学が「ビショップ」クラスでの勝ち抜けが鍵となりました。ネメシスを担当した東北大学「えたのーる選手」、ビショップを担当した同志社大学「しかまろ選手」はそれぞれ3試合出場し、激闘の末に最終戦でしかまろ選手が勝利。
5クラスの勝ち抜け(負け残り)というルールもあり、どのタイミングでどのクラスを選択するのかが勝利を左右するという点も、これまでの長い戦いでどのような経験を積んで来たゆえの戦略なのかが垣間見え、大学リーグならではの面白さでした。
来場者にインタビュー
大会は見ごたえバツグンでしたが、多くの大学が出場していたので、来場者もさまざまな思いを抱えて見に来ていました。そこで、現地で観戦を楽しんでいた来場者4組にインタビューしました。
見応えのある試合が多すぎて一番が選べない
──本日の目的を教えてください。
Aさん 自分達は福岡大学の学生で、同じサークルに入っているBさんを誘って一緒に観戦に来ました。
Bさん 僕たちも大学生リーグに一緒に出ていて、普段から2人で『Shadowverse』をプレーしています。
──今日、印象に残った場面はありますか。
Aさん 印象に残った場面が多すぎて選べないですね(笑)。負ける可能性があったのに、ものすごい引きの強さで勝った試合があって、それがすごい盛り上がりました。
サークルの盟友が決勝戦進出
──本日の目的を教えてください。
Cさん 同志社大学のしかまろ選手と一緒に『Shadowverse』をやっているので、応援に来ました。僕が昨年留学に行っていたので、1年間一緒にできませんでした。
しかまろ選手ともう1人、大学生リーグを手伝っているゆずさんって方がいて、最初その3人でCIMAのシャドーバース部門を作りました。しかまろ選手とゆずさんが頑張ってメンバー集めて活動を続けて、今回ついに決勝まで来たんです。
僕としてはそれがすごく嬉しくて、このまま優勝まで頑張ってほしいですね。
Dさん 僕は付き添いできました。『Shadowverse』にそこまで詳しいわけではないですが、試合の流れとかは分かるぐらいの感じです。
──サークル仲間の決勝進出は嬉しいですね。留学から戻られてからは『Shadowverse』を再開されましたか。
Cさん そうですね。新作の『Shadowverse: Worlds Beyond』(シャドウバース ワールズビヨンド)もありますし、僕もこの舞台に立ちたいと思ったので、来年頑張ろうと考えています。
大学生リーグの魅力は“青春”
──本日の目的を教えてください。
Eさん 昨年の大学生リーグのグランドファイナルズも観戦していて、今年も行きたいなと思って来ました。あとは、自分も学生の身分なので、アフターパーティーもちょっと楽しみに来たという感じです。
Fさん 今回、プロプレイヤーのrigzeさんとTabataさんが解説をされていたので、それが目当てで来ました。前回もTabataさんが解説されてたので見ていました。私はプロツアーが好きなのですが、大学生リーグもとても面白いですね。
Gさん 自分も大学生リーグに興味を持っていて、今回初めて観に来ました。いつもプロリーグの観戦やRAGEへの参加の際は福岡から東京に遠征で来ていて、今回も大学生リーグがどんな雰囲気なのかを見たくて遠征してきました。
──大学生リーグとプロツアーの面白さの違いはどういったところだと思いますか。
Fさん プロツアーだと個人戦がメインになっていて、選手それぞれが頑張るという感じですが、大学生リーグはBO9形式で1人1デッキ持ってるので、作戦タイムも含めて、チームで1つになって頑張っているシーンを見ていると「なんか青春だな」という感じがして楽しいです。
友達の応援よりも本命は“アフターパーティー”?
──本日の目的を教えてください。
Hさん 専修大学に入る前にアマチュアチームで一緒に活動していた人がいて、その人の応援に来ました。
Iさん 自分は知り合いが専修大学にいて、その人の応援に来ました。
Hさん 実は僕たち2人は、今日初めて会ったんです。共通の知り合いがいることが分かったので、一緒に応援していました。
──試合が終わりましたが。この後のご予定は。
Hさん 専修大学の試合は終わっちゃいましたけど、アフターパーティーに参加しようと思って残ってます。
Iさん 自分も応援を兼ねて来たものの、正直なところ、本命はアフターパーティーです(笑)。昨年の大学生リーグのアフターパーティも 楽しかったので、今年も楽しみにしています。
昨年は立食パーティー形式で話がしやすく、クイズ大会が楽しかったんです。今まで関わったことない人と交流ができたり、新しいコミュニティができたりもしたので、今年もそういうのがあったらいいなと思ってます。
客席からの“名言”に思わず大爆笑(笑)「いいぞぉ!何度でも計算しろっ!!!」
試合が後半に進むにつれて、アフターパーティーを目当てに来場した大学生も増えてきて、会場は熱気に包まれました。自分と同じ大学生が戦っているということもあり、観客の応援にも熱が入ります。
個人的に最も印象的だった(爆笑してしまった)のは、決勝の最終局面。しかまろ選手の最後のドローにより、同志社大学(CIMA)の優勝が確定した瞬間でした。
客席からの「何度でも(リーサル)計算しろっ!!」という、大声量の応援ヤジが飛び、取材していた私たちも大爆笑してしまいました。会場は選手たち以上に狂喜乱舞。歓声や叫び声を上げたり、バルーンを叩いたりと大盛り上がりでした。
個人戦のプロツアーに対して、大学生リーグは5人1組のチーム戦が見どころの一つ。チームメンバーで協力して勝利を目指す姿に心を打たれるという人もよく見かけました。アフターパーティーではクイズ大会などもあり、シャドバを楽しむ大学生同士の交流会のような場になっていました。クイズ大会の優勝者には賞品がプレゼントされるということもあり、一喜一憂する学生の姿が印象的でした。(ライター・小川 翔太 / 松永 華佳)
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外部リンク
Shadowverse University League
https://shadowversecampus.jp/
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