大会レポート

2023.10.17

時間を忘れるほどごみ拾いに熱中! ぷよぷよ強いと有利になる「eスポGOMI with 琉球コラソン 2023 AUTUMN」レポート

記事をシェア
エックス
フェイスブック
ライン

 ハンドボールチーム「琉球コラソン」(本拠地:沖縄県)を運営する琉球コラソンは10月9日、沖縄県浦添市にある浦添西海岸パルコシティ周辺で「eスポGOMI with 琉球コラソン 2023 AUTUMN」を開催しました。運営には、Life Reversal Gaming.がeスポGOMI開催委員会のメンバーとして参画。当日は10チーム24人が集まり、拾ったごみの量や種類で競いました。

eスポGOMI with 琉球コラソン 2023 AUTUMN(写真はeスポGOMI開催委員会提供、以下同)

 eスポGOMIは、世界中で問題になっている海洋ごみ問題をより多くの人に知ってもらうために実施する、ごみ拾いとeスポーツが融合した環境保全イベント。基本は3人1チームを組み、制限時間内に規定のエリア内で集めたごみの量と種類でポイントを競います。最も多くポイントを獲得したチームが勝利となります。

3人1組で行う競技性のあるごみ拾い

 今回はごみ拾いの制限時間が前半と後半に分かれており、合間には「ぷよぷよeスポーツ」をつかったeスポーツ大会を実施。順位に応じて後半のごみ拾いが有利になるアイテムや助っ人を獲得することができるルールです。

ぷよぷよeスポーツを使ったeスポーツ大会

 当日、集まったごみの総量は24.64kg。優勝したのは、琉球コラソンのジュニアチームの選手達で結成されたチーム「琉球コラソンU-15 (1)」でした。同チームの拾ったごみの総量は8.79kg。eスポーツ大会では3位で、チーム全員分のトングを獲得していました。

優勝した「琉球コラソンU-15 (1)」

 参加者からは、「タバコの吸い殻は喫煙所のごみ箱に入れずに捨てている人が多かった」「海の岩場のところにたくさんごみがあった」「あまり人が通らないところにはやっぱり多くのごみがあった」「橋の下と茂みに大量のごみがあった」など、ごみが多い場所に関する声が集まりました。また、「ごみを拾っていたら夢中になって遅刻しそうになった」と、競技性のあるごみ拾いにのめり込むチームもありました。

ごみは種類ごとに重さを計測してポイントに換算

 同イベントは、5月の那覇開催に続き2回目。社会課題に触れつつ参加者同士で交流できるイベントとして好評とのこと。琉球コラソンの石田孝一氏は「楽しく社会課題を解決する取り組みを継続的に行っていきたい」と、今後の開催にも前向きな姿勢。第3回の開催も遠くないかもしれません。

関連記事

福岡・福津のeスポGOMIをレポート! 「楽しい」が社会課題の解決につながる瞬間

沖縄・浦添で「eスポGOMI with 琉球コラソン2023 AUTUMN」が10月9日に開催!eスポーツ×ごみ拾い×ハンドボール

水戸啓明高校主催の中学生eスポーツ大会レポート! イオンモール水戸内原でポケユナ県内No.1決定戦

外部リンク

琉球コラソン
https://www.ryukyu-corazon.com/

部活紹介

おすすめ関連記事

eスポーツ部の活動日誌

新着記事

ゲーミングデバイス情報

  

ゲーミングデバイス情報

新製品 レビュー 部活紹介 eスポーツ部の活動日誌