大会レポート
2024.01.27
高校日本一を決めるフォトナ大会のDay1が開催!NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権 大会レポート
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eスポーツを通じて仲間と共に成長することを目的とした高校生のためのeスポーツ選手権大会「NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」のフォートナイト部門決勝大会Day1が1月27日16時から開かれました。今回は407チーム162校からエントリーがありました。そこから決勝大会に進出したのは40チーム。大会総合MCは岸大河さん、実況は大和周平さん、解説は新兵えすさん、アナリストはMelonさん、そして応援リーダーはVtuberの胡桃のあさんです。
GAME1はルネ高池袋の「だいらに」チームが決勝初ビクロイ!
Melonさんが挙げたのはルネサンス高等学校池袋キャンパスの「検討します」チーム。ゼロビルドでも強いという同チームは、建築要素が加わったことでどのような試合を展開するのか。
序盤は、それほど試合が動きませんでしたが、後半に差し掛かるとストームの目が起伏の激しい地形や水辺など戦いにくい場所に集中し、大きな地の利が生まれる場面が多くなりました。しかし終盤にその地形を生かしてハイグラウンドをとったのはルネサンス高等学校池袋キャンパスの「だいらに」チーム、だいら選手とRa2Maker選手。ストームの目が途中折り返したことも功を奏して足場を上手くつなぐことができ、だいらにが決勝最初のビクロイを獲得しました。
GAME2はハイグラを取り返したルネ高「太陽神天照」がビクロイ!
序盤からポイント2位のルートアイランドの覇者チームが撃破数を重ねますが、N高「森のキャベツ」チームが物陰に隠れてハイドしており、じょーかーついんたーぼを撃破。相方を失ったルートアイランドの覇者をぬぬり選手は終盤のビクロイ争いには絡めませんでした。
GAME1同様に後半にはストームサージが発動。水上の難しいエリアでハイグラウンドの争いも激化します。GAME1ビクロイのだいらにも倒され、そんな中でフローベリーフィズとクラッシュパッドを組み合わせて大きく飛び上がったのはルネサンス高等学校「太陽神天照」チームのさふぁいん姫選手。ハイグラウンドを取り返し、撃破ポイントを稼ぎ、太陽神天照がビクロイを獲得しました。
MelonさんはGAME2はハイドが多かったことを受けて、森のキャベツのハイドのシーンをポイントに挙げます。「目の前まで敵が来ていたのによく我慢しましたね。外でグレネードが違う方向に投げられたことを察知し、不意をついた、その後の判断も素晴らしかったです」と称賛しました。
GAME3はN高等学校「アルポリズム」が華麗にビクロイ!
Day2は2ゲームしかないからなのか、GAME3では序盤から各チームポイントを稼ぐために強気のプレーが目立ちます。銃撃戦を繰り広げながら終盤に連れて舞台は雪山の方へ。再び起伏のある地形です。ラストは山の頂上付近でのバトル。生存チームがハイグラウンドを取り合う中で抜き出たのはN高「アルポリズム」。先ほどビクロイの太陽神天照けい選手が狙いに行くもアルポリズムぽりしー選手が冷静に対処する場面もありました。
最後は1v1v1の状況になるもぽりしー選手が上からグラップラーブレイドで急降下し落下ダメージを無効化。相手を撹乱しながら背後を取り、華麗にビクロイを勝ち取りました。
Melonさんは「どの画面みても皆さん戦っていましたね」とGAME3では戦闘が多かったことを特徴に挙げました。さらに最後のぽりしー選手の動きについて「回復勝負ということにもなりそうではあったのですが、グラップラーブレイドを残していたことで1v1に持ち込めたのが素晴らしかったです」とコメントしました。
激戦の決着は明日1月28日に!
Day1を終えての総合順位は以下の通りです。
3戦を終えてMelonさんは「途中結果はポイントが平均的に分かれていて意外でした。特に3GAME目はみんなファイトしていて個人的には面白かったですね。こうポイントが平均的だと誰かが強気で行ってとびぬけていく必要があるのかなと思います。」と分析しました。大和さんは「いろいろな大会で実況してきましたがやはり高校生大会はアグレッシブですよね。明日の残り2ゲームをどのように展開するのか楽しみです」と期待を寄せました。新兵さんは「エンジョイ大会のマッチを解説することが多かったので、今回の様な大会では解説なのに逆に学ぶことが多かったです」と今大会のレベルの高さを表現しました。
ハイグラウンドの奪い合いが多かったDay1、果たしてDay2はどのような試合が展開されるのか、そして誰がフォートナイト部門の頂点に立つのか。明日、1月28日も高校生たちの頑張りを見届けましょう。
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外部リンク
NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権
https://nasef-nhec.jp/
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