大会レポート

2024.09.02

初のオフライン決勝開催のVALORANT「YOKOSUKA e-Sports CUP」!優勝チームは!?大会レポート

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 神奈川県横須賀市は9月1日、全国の高校生を対象としたVALORANTのeスポーツ大会「第5回 YOKOSUKA e-Sports CUP」の決勝トーナメントを、いちご よこすかポートマーケットで開催しました。大会アンバサダーを務める岸大河さんを実況に迎え、ASH WINDER CULTURE所属eスポーツキャスター yukishiroさん、yueさんが解説を務めました。

YOKOSUKA e-Sports CUP開催!
左から岸大河さん、yueさん、yukishiroさん


 予選には81チームがエントリー。その中から決勝トーナメントには、みそまにあ隊、lv.5、FBI、Five Aceの4チームが進出。オフライン会場で素晴らしい戦いを繰り広げました。試合形式は13ラウンド先取のBo1で、決勝のみBo3です。

トーナメント表

準決勝 第1試合 「みそまにあ隊」 VS 「lv.5」

みそまにあ隊
lv.5
両チームの構成


 準決勝第1試合は「みそまにあ隊」と「lv.5」の対戦。みそまにあ隊は、potaaat選手が実況席に対し自らのXのIDを宣伝するなど明るい雰囲気。マップはロータスで、みそまにあ隊がアタッカー側、lv.5がディフェンダー側でスタート。途中攻守交代を挟むも、16ラウンド終わったところで8対8と互角の戦いを繰り広げました。

potaaat選手。試合前でもリラックスした雰囲気のチームだ


 試合を通してフィジカルが冴えたのはlv.5 元紀選手と、試合前に注目選手として挙げられたみそまにあ隊のmisomania選手。最終的に、相手よりもお金を使わずに勝利する「スリフティー」を2回達成するなど、どんな状況でも攻めの姿勢を崩さなかったみそまにあ隊が10対13で決勝進出を決めました。

8対9で迎えた第18ラウンドでは4人を立て続けに倒し、
フィジカルの強さを見せつけたmisomania選手
misomania選手


misomania選手 「自分がつよいのもそうですが、こよみふぁーすとくんが、ここぞの場面で連続撃破をしてくれることがあって、本当に良かったです。次の決勝でも自分のフィジカルを見せつけて勝利したいと思います」と強気のコメント。優勝に向けて意気込みました。

終盤にこよみふぁーすと選手が連続撃破で、ラウンドを取ったシーン 上段からpotaaat選手が飛び出した後、koyomi1st選手が下段から飛び出し、結果的な相打ちを狙った

準決勝 第2試合 「FBI」 VS 「Five Ace」

FBI
Five Ace
各チームの構成


 準決勝第2試合は、「FBI」と「Five Ace」の対決。マップはヘイブンで、先攻はFive Ace。高校生の全国大会STAGE:0で優勝経験のあるAbu1rock選手、よんせい選手も加入したFBIは序盤から強さを見せつけ、前半の点数は9対4。一人で相手チームを全滅させる「エース」1回、5人全員生存しながら相手チームを全滅させる「パーフェクト」を2回記録しました。しかし「Five Ace」もじわじわと追い上げます。撃破を最も稼いでおりフィジカルでは強さを見せるtakechi選手を軸に、敵を倒していき22ラウンド目で12対10と逆転。最後はオーバータイムにもつれ込み、13対12で試合を決めたのは「Five Ace」。劇的な逆転勝利となりました。

10対7で迎えた17ラウンド目。鉢合わせた相手をショットガンで3人を打ち抜き、そのままtakechi選手がエースを達成。ここからさらにラウンドを連取し同点に追いつき、逆転勝利への口火を切った


 なお選手は勝利コメントで「始めは慣れないオフライン大会ということもありガチガチに緊張していたんですが、とりあえず勝てて良かったです」と一安心した様子でした。

なお選手

決勝戦 「Five Ace」 VS 「みそまにあ隊」

マッチ1 各チームの構成


 いよいよ最後の決勝戦。「Five Ace」 VS 「みそまにあ隊」の対戦です。2マッチ先取で勝敗が決まるBo3ということで、マップが各マッチでそれぞれ異なります。

 マッチ1のマップはアイスボックス。先攻はみそまにあ隊でスタート。障害物の隙間や高低差など、警戒すべきところが多いマップの中、Five Aceは相手チームのmisomania選手を警戒。Five Ace なお選手はアイソのウルト「キルコントラクト」で1on1に持ち込み、確実にmisomania選手を仕留めようとする場面も見られました。さらに、Five Aceはカバーも早く、取られたら取り返すという意識を徹底。攻守が交代しても順調にリードを広げ、13対7でマッチを先取しました。

すかさずカバーに入るSsurume選手
みそまにあ隊 misomania選手も巧みなプレーを披露。Aサイトに侵入できなかった相手チームの退路に先回りして遠距離から狙い撃つ
マッチ2 各チームの構成


 マッチ2のマップはアセント。先攻はFive Aceからです。yukishiroさんからは「堂々としていますよね。エイム力に自信があるんでしょうね」と評されたFive AceのSsurume選手が活躍。使用するエージェント「ソーヴァ」は最前線に立つ役回りではありませんが、マッチ1から真っ先にカバーに入るなど、印象的な働きが目立っていました。前半を折り返して10対2と大差がつき、さらに強気の攻めを見せていくFive Ace。そのままの勢いで優勝を勝ち取りました。

みそまにあ隊がタイムアウトを取った直後の第8ラウンド。Five Ace Ssurume選手のエイムが冴えわたり、1対多の状況で勝利する「クラッチ」を達成。ぐっと流れを引き寄せた

優勝は「Five Ace」 大会MVPにはSsurume選手が選出!

優勝の「Five Ace」。左上からラル選手、なお選手、Ssurume選手、S1zu選手。下段はtakechi選手と先生の宍倉さん。


 見事優勝したのはFive Ace。チームメンバーたちはそれぞれ以下のようにコメントしました。

Ssurume選手 正直優勝できるか不安でした。チームとしての練習時間が少ない中で優勝できうれしい。

takechi選手 本当にうれしく思っております。今後も楽しくゲームができるように頑張ります!

S1zu選手 めっちゃうれしいし、つらい時にはチームのみんなが救ってくれて、このメンバーでプレーできてよかったです。

ラル選手 一試合目めちゃくちゃスコアが良くなったんですが、仲間たちが強かったので優勝できてうれしいです。

なお選手 とりあえずオフライン大会が初めてということで緊張していて、優勝できて良かったです。ありがとうございました。

 なお大会MVPにはFive AceのSsurume選手、たくさんの見せ場を作った選手に贈られる特別賞「魅せプ賞」にはFBIのBONッ選手がそれぞれ選ばれました。

大会MVPのSsurume選手
「魅せプ賞」のBONッ選手(右)

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外部リンク

YOKOSUKA e-Sports CUP
https://www.cocoyoko.net/e-sports/

Twitch横須賀市 eスポーツアカウント
https://www.twitch.tv/yokosukaesports

横須賀市公式チャンネル YouTube
https://www.youtube.com/@yokosukacityoffice

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