解説
2021.08.24
「VALORANT」の大会に参加したい!日本で参加可能な大会は?
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「VALORANT」は、ライアットゲームズが提供するPC向けFPSゲーム。同社初のFPSタイトルで、競技性を意識したゲームシステムによってリリース直後から世界中のプレイヤーの注目を集め、eスポーツ競技としても人気を拡大させているタイトルです。
このコラムでは、日本で参加可能なVALORANTの大会についてまとめました。賞金・賞品に関する情報はもちろんのこと、高校生の参加可否についても解説しています。
開催される大会の種類
世界各地で開催されているeスポーツ大会にはそれぞれ主催団体が存在し、主催元によって規模、賞金・賞品の内容、参加条件などが異なります。本稿で紹介する大会は、VALORANTを提供するライアットゲームズが公式で開催しているものと、企業やeスポーツチームなどの団体が非公式で開催しているものの大きく2種類に分けられます。
大会の中でも、開発元や企業(自治体)が主催するものは、高校生も参加可能なケースが多いです。一方、eスポーツチームが主催する大会は、そのチームから招待(インビテーション)を受けることが必要な場合があります。ちなみに、VALORANTは汎欧州ゲーム情報(PEGI)によって対象年齢16歳以上とされているため、多くの大会において参加資格が満16歳以上となっています。今回は高校生でも参加可能な大会を中心に紹介しますが、ストリーマーを含む個人が主催するものは省略します。
公式が開催しているVALORANTの大会一覧(2021年以降に開催されたもの)
まずは、VALORANTを手がけるライアットゲームズによる公式大会をご紹介します。
VALORANT 2021 CHAMPIONS TOUR
2021年2月から12月にかけて行われる、VALORANT初の世界チャンピオンを決める大会です。
誰でも参加できるオープン予選と本選からなる地域大会の「Challengers」、地域別の代表チームが集結する国際大会である「Masters」、Mastersを勝ち抜いた世界最高峰の16チームが世界一の座をかけて戦う「Champions」の3段階で構成されます。
こちらのオープン予選は、満16歳以上であれば高校生でも参加することができます。
企業(自治体)が開催しているVALORANTの大会一覧(2021年以降に開催されたもの)
続いて、企業や自治体など公式以外の団体が主催している大会です。
VALORANT LIGHT TOURNAMENT
株式会社テクノブラッド主催のオープン大会です。ゴールドからダイヤモンドランクのアマチュアプレイヤーによって構成されたチームが対象となっており、2021年5月に開催されたVol.3では24チーム120人がバトルを繰り広げました。8月25日にはVol.10が開催される予定です。
賞品として、参加者の中から抽選で1人にゲーミングモニター「XL2411K」が贈呈されています。参加資格に年齢に関する規定はないため、高校生でも参加可能です!
Red Bull Campus Clutch
レッドブル主催の学生向けグローバルトーナメントです。50カ国以上からおよそ300校が参戦し、VALORANTの学生世界一をかけて戦います。
2021年5月に日本予選・日本決勝が行われ、優秀な成績をあげたチームには同大会のワールドファイナルへの出場権が与えられたほか、レッドブル1年分などが贈呈されています。
YOKOSUKA e-Sports CUP
神奈川県横須賀市が主催するオープン大会です。第1回の使用タイトルはロケットリーグでしたが、10月から11月にかけて開催される第2回の使用タイトルはVALORANT。
今大会の賞品は発表されていませんが、第1回にはモニターやハードディスク、プロeスポーツ選手との交流会への参加権利などが贈られています
8月24日現在もエントリー可能で、高校生であること以外に参加条件はありません。大会に参加してみたいと考えている初・中級者から、多くの大会に出場経験のある猛者まで幅広く受け付けています。
VALORANT Xross Cup
VALORANTのコミュニティ大会を定期的に開催している団体・XDivsion主催のオープン大会です。第15回は2021年8月21・22日に開催され、25チームがシングルエリミネーションのマッチを行いました。
賞品にはAmazonギフト券や、eスポーツ向けドリンク「ZONe」24本入りケースなどが用意されています。
参加資格に年齢に関する項目はないため、高校生でもエントリー可能です。
まとめ
日本国内から参加可能なVALORANTの大会に関する情報をまとめてご紹介しました。
2020年6月にリリースされたばかりの新作タイトルであるVALORANTは、今後さらなるユーザー拡大を見せ、開催される大会数もどんどん増えていく見込みがあります。
高校生でもエントリー可能な大会も多く存在するので、まずは小・中規模の大会から参加してスキルを身につけ、大規模な大会での活躍を目指しましょう!
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