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2023.07.04

ゲームにおける「クールタイム(クールダウン)」とは?意味をわかりやすく解説!

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 今回は、ゲームにおけるクールタイム(クールダウン)について解説します。オンラインゲームやFPSをプレイしていると、クールタイムというゲームシステムを見かけることがあるかもしれません。

 クールタイムとは何なのかを知りたい人、クールタイムについて詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ゲームにおける「クールタイム(クールダウン)」とは

 クールタイム(クールダウン)とは、「ゲーム内でスキルを使用したあと、再び同じスキルが使用可能になるまでの時間」のことであり、リキャストやリチャージと呼ばれることもあります。

 オンラインゲームなどで取り入れられることの多いゲーム要素で、キャラクターのスキルを効率的に使用するためにはスキルのクールタイムをしっかりと把握しておく必要があります。

「クールタイム」は和製英語

 実はクールタイムは和製英語であり、英語としてはクールダウン(Cool Down)やリチャージ(Recharge)といった言葉が正しい形になります。

 そのため、海外のプレイヤーと交流する際には、クールタイムでは意味が通じないこともあるでしょう。

 また、クールタイムはCTと略されることもありますが、世界的にはCTとは詠唱時間(Cast Time)のことであり、クールタイムのCTとは意味合いが違ってくるので注意が必要です。

クールタイムとゲームバランスの関係性


 そもそもクールタイムとはなぜ存在しているのでしょうか。同じスキルを短時間で使えたほうが爽快感があるのではないでしょうか。それを理解するためには、クールタイムとゲームバランスとの関係性を知っておく必要があります。

 ここでは、ゲームバランスに関係したクールタイムの特徴について解説します。

強力な技(スキル)はクールタイムが長い

 クールタイムは技ごとに独立して設定されていることが多く、一般的に強力な技(スキル)になればなるほどクールタイムが長い傾向にあります。つまりは、大技を連続して使用することができるとゲームバランスが崩壊してしまうため、再使用までの時間が長めに設定されているというわけです。

 それゆえ、クールタイムの短い小技をメインに使い、ここぞというときにクールタイムの長い大技を使うのが一般的な戦略となります。加えて、クールタイムの長い大技には追加効果や特殊効果などが付与されている場合が多いため、ゲーム戦略を練るうえでは重要なポイントになります。

クールタイムに加えてキャストタイム(詠唱時間)という概念もある

 クールタイムは技の再使用時間のことですが、それとは別にキャストタイム(詠唱時間)という概念も存在します。

 キャストタイムとは技を使用するまでに必要な時間のことであり、詠唱時間とも呼ばれています。魔法攻撃をイメージすると理解しやすく、魔法を詠唱している時間がまさにキャストタイムです。

 このとき、魔法詠唱以外の技に対してもキャストタイムという言葉を使うことができます。しかしながら、キャストタイムは魔法詠唱のイメージが強いため、物理技に対しては発動時間など別の言葉で代替されることが多いです。

 ちなみに、キャストタイムの略称はクールタイムと同じCTです。略称が同じであっても意味合いは違うため注意しましょう。

クールタイムを短縮するスキルも存在する

 スキルのなかにはクールタイムを短縮するタイプのスキルも存在します。クールタイムの長い大技はダメージが大きく、さらには追加効果や特殊効果が付与されていることが多いため、クールタイムを短くして発動頻度を増やすことでゲームを有利に進められるようになります。

 あるいはクールタイムの短い小技が、さらに短い間隔で繰り出せるようになり手数を増やせるため、DPS(Damage Per Second:1秒あたりに敵に与えるダメージの総量)が大きくなります。

 このように一般的にはクールタイムを短くすると得られるメリットが大きいため、クールタイム短縮系のスキルやバフは非常に重宝されています。

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ゲームにおける「DPS」とは?意味や注意点をわかりやすく解説!
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クールタイムが特徴的なゲームタイトル

 クールタイムが特徴的なゲームタイトルをいくつかご紹介します。ただし、現在では非常に多くのゲームでクールタイムシステムが導入されているため、ここで挙げるゲームタイトルはあくまでも一例と考えてください。

League of Legends

 League of Legendsではスキルごとにクールタイムが設定されており、スキルレベルが上がるとクールタイムが短くなるスキルもあります。また、クールタイムを短縮させるタイプのアイテムや、ヘイストスキルと呼ばれるクールタイムを短くするスキルも存在します。

 なお、League of Legendsは開発/運営元がアメリカの企業であるため、和製英語のクールタイムではなくクールダウンで慣れておくほうが無難かもしれません。

Apex Legends

 Apex Legendsは、FPSでありながら各キャラクターにアビリティといった特殊能力が設定されており、アビリティにはパッシブ/戦術/アルティメットといった3種類があります。

 このうち、パッシブアビリティは常時発動しているアビリティのことであり、クールタイムはありません。対して、戦術アビリティとアルティメットアビリティにはクールタイムが設定されており、アルティメットアビリティのほうが戦術アビリティよりもクールタイムが長めです。

 ただし、アルティメットアビリティにはアルティメット促進剤といったクールタイムを短くするアイテムが存在するため、アイテム使用によりクールタイムを短くすることもできます。

 オンラインゲームと同じく、クールタイムを考慮しながらいつどこでアビリティを発動させるかが悩みどころです。

FINAL FANTASY XIV

 FINAL FANTASY XIVにもクールタイム(リキャスト)が導入されています。

 ただし、FINAL FANTASY XIVでは通常のクールタイムに加えて、グローバルクールダウン(GCD)といった特殊な概念が存在します。グローバルクールダウンとは、異なるスキル/魔法をまたいで共有されるクールタイムのことであり、通常のクールダウンとは別に独立して機能します。

 そのため、FINAL FANTASY XIVではクールタイム(リキャスト)、キャストタイム(詠唱時間)、GCD(グローバルクールダウン)のすべてを考慮して戦略を練っていく必要があります。

 また、クールタイム前にキー入力をしておくとクールタイム完了時にロスなくスキルを発動できる先行入力にも対応しているため、戦闘ではクールタイム完了から発動までのロスをいかに減らせるかが重要となってきます。

【まとめ】「クールタイム」とは何かを知ってゲームライフに役立てよう!

 今回は、ゲームのクールタイムについて解説しました。クールタイムの仕組みを知っておくと、キャラクターのスキルを効率よく使用することができるようになり、結果的にゲームの上達につながります。

 この機会にクールタイムについてしっかりと理解を深め、今後のゲームライフに役立ててください。

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